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Minami’s クラブ

*裁判王国アメリカ!?*

先日旦那の同僚のアメリカ人男性が結婚した。
奥さんはタイ人で、タイで美容師をしていた人だ。

タイで結婚式をあげ、日本に連れてきたのだが
数年後、彼は今の会社を辞め、彼女とタイで
暮らす事を決意したそうだ。

思わず私は「どうして????」と聞いてしまった。
だってタイとかフイリピンの女性が
アメリカ人や日本人と結婚すると、すぐに国を離れて
日本やアメリカなどの国へ行ってから、お金を両親に
送金するのが普通なんじゃないの?

彼は旦那にこう言った。
「今のアメリカは僕は大嫌いだ。
すぐにMoneyMoneyでみんな自分達が儲ける事しか
考えてない。

彼女はアメリカで美容室を開きたいというが
そんな日には、なにかいちゃもんをつけて
お金目当てに「訴える」ってやつが絶対出てくるんだ!」

確かにそうだ。。。納得。。。。

私と旦那も実は結婚当初、将来アメリカで
プールバー&レストランを開く予定だった。
元々ビリヤードが大好きな旦那。趣味を活かして
プールバー、そして日本食も置いてる軽い食事のできる
レストランを私がやりたかった。

でも、アメリカに住んでいた数年間
ニュースを聞くたびにその夢が打ち砕かれていくのを感じた。

「コーヒーが熱すぎてやけどをしたからお店を訴える」

「お酒を飲み過ぎて肝臓ガンで亡くなったのは
通っていたお店のせいだ!と訴える。。。。」

「ハンバーガーに入っていたマスタードの量が
いつもより多かったために、車を運転中事故ったから
ハンバーガー屋を訴える。。。」

などなどそりゃーないんじゃないの?という理由で
訴える人がたっくさんいるのがアメリカ。

おいおい、いいかげんにしなよ。そんなのを訴えて
勝てるわけないじゃない?なんて笑って見ていると
やり手弁護士が、なんとも陪審員をまるめこめ
見事にすごい大金を手にしているのがほとんど!

「訴えた者勝ち」なんだそうな・・・・

だからどこのお店も会社も、いざってときに
すごい保険に入っているから、保険会社も弁護士も
日本よりかなり多いのも事実。

アメリカじゃ一家に一人「弁護士」がついていても過言じゃない。
旦那の両親も契約している。
何かあった時の為にすぐに親身になってヘルプしてくれる人だ。

よく映画とかで「call my Lawyer」(弁護士を呼んでくれ)というシーンを見たことある。
何かあったとき、弁護士の力で有罪にも無罪にも
なってしまう国だからこそ、弁護士以外の前では何も話さないのが
鉄則らしい。。

こんなニュースもあった。
殺人だか強盗だかした男を警察官が追ってて
追ってる最中に事故ったと、警察官は容疑者の母親から
訴えられた。そして警察官側は敗訴したとか?(ちょっとうる覚えでスミマセン。。)

?????始めに悪いことをしたのはどっちなのよ????
自分の事を棚にあげて。。。。っていう言葉通りだな。

そんな、なんか間違っている理不尽な事が平然と毎日
行われているアメリカ。とてもじゃないけど勇気ないわ。。
だから私たちはプールバー&レストランは諦めた。。。

その代わりと言っちゃなんだけど、
旦那はコミックショップを開きたいそうだ。
そのお店の片隅にでも、私が日本でコツコツ集めた雑貨を
置かせてもらおうかな・・・・

将来のお店の為に。。。とうちには雑貨の入ったダンボール
箱が山ほどある。(ほとんどがキャラクター系)
ちょろちょろとフリマに出してはいるけど
やっぱりいつか旦那のコミックショップに置きたいと思う。

コミックショップとか雑貨屋で、訴えられるって
ことあるのかな???

「うちの子がおたくのお店に入り浸りで
大学に落ちた!お店のせいだ!」とか???(* ̄m ̄)プッ 

************

今日もこの日記に関してたくさんの書き込みありがとう!
「のざのざさん」から貴重な意見をいただきました!
思わず”なるほどね~”と納得してしまいました!

「要は「会社の売上とイメージのため」にわざと敗訴するパターンが多いらしい。(例:マックの老人コーヒー事件)これが、人間心理を鋭く突きつつも、「そうか?」って感じなんだけど(笑)基本的に「一般市民は弱者を見方する」ってのが根底にあって、
 ・企業が勝つ―――>「やっぱり企業だから、セコい手を使ってでも勝訴したんだね!」という噂が流れて、売上が落ちる。
 ・企業が負ける―――>「負けた会社」ということで話題になり、それが売上に化ける。」

なんだそうです。企業側も今後の損得をよく考えているようですね。いやいや、これも弁護士のアイデアなのでしょうか???

先の日記アメリカの電話会社に要注意でも書きましたが
裁判にしなくても、根気よく粘って文句言う事がアメリカでは必要なようです。絶対謝りませんから、向こうは。。。こっちも一歩も譲らないという強い態度が大切ですね!

みなさんがもしアメリカに行ったら、諦める前に一言
文句言ってみましょう!!!!

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